11月3日(日)、朝6時30分に起床。シンガポールは日本と比べて時差が1時間早くなるので、日本だと7時30分くらいです。日本にいる間隔より少し遅めの起床となり、なんとなく時間がもったいないような。それだけ疲れていたんだと思います。でも、目覚ましをセットせず、仕事も忘れて、寝れるだけ寝れるのは旅行ならではの贅沢ですね。
とはいえ、頑張って朝活しようと、ホテルのジムに向かいます。リニューアル後だけにとても綺麗で、こんなジムが家にあったらいいなぁとあこがれてしまいます。

ジムに行った後は、ホテルの朝食バイキングに行きました。昨日のホーカーズの夕食の埋め合わせをするように、彩をたくさん添えてパワーモーニングセットの完成。とても美味しそうです。

朝食に舌鼓をうち、エネルギーチャージした僕は、いよいよ、これを見なきゃシンガポールに来た意味がないってことで、マーライオンを目指していきます。マーラインはマーライオンパークにあり、天気も晴れていて青い空をバックに鎮座する姿は雄大そのもの。マリーナベイを見守る守り神のようでした。僕はここが海だと思っていましたが、実は淡水を貯えた巨大な池のようで、さしずめ池の神様といったところでしょうか。マーライオンパークを歩いていると、ローラースケートのグループと遭遇(19秒~)。みんな楽しそうです。
その後、マリナーベイサンズに行き、有名なコーヒーショップ「BACHA COFFE(バシャコーヒー)」へ。BACHA COFFEEのルーツですが、もともとはモロッコの宮殿で、VIPたちがコーヒーを囲んでおしゃべりしていた文化を模しているそうです。店内の調度品や流れている音楽がエキゾチックな雰囲気にあふれています。マリーナベイサンズのショッピングモール内にあり、BACHA COFFEの海外1号店がこのお店だとか。僕はシンガポールのお店かと思っていたのですが、本店はモロッコのようですね。

席に着くと、メニュー表を渡されます。開いてみると、コーヒーのメニューが多すぎて困惑。産地別だったり、フレーバー入りだったり、200以上あるそうで、コーヒーは奥深さは計り知れません。僕は色々な産地のブレンド品の「ローマンホリディコーヒー」とクロワッサンのセットを頼みました。

コーヒーはタバコ風味の渋みがあって、非喫煙者の僕からしたら苦手な風味でした。しかも量が結構多いので、飲み切るのに一苦労ですね。クロワッサンはチョコレートとラズベリーの味でとても美味しかったです。
その後は、マリーナベイサンズを見に行ってみようと、ふもとの近くまで行ってきました。下から眺めると圧巻の光景です。「3つのビルの上に船を乗せちゃえ!」という設計者のサフディ氏の果敢な意気込みが感じられます。現在(2024年)86歳で、まだご存命のようですが、写真を見ると、その豪胆な建築スタイルとは裏腹にすごく優しそうなお顔立ちです。若い頃は、周りから批判されて苦労もあったと思いますが、それでも自分のスタイルを貫いて成功しているだけに、どことなく、心の余裕も感じられます。https://en.wikipedia.org/wiki/Moshe_Safdie

その後、一通りマリーナベイの回りをブラブラと歩き回っていたら、日本では遭遇したことのない、鳥の鳴き声が。オニカッコウという東南アジアで多く見られる鳥のようですが、英語名がAsian Koel。まさしく「Ko-el」という鳴き声です。海外にいくと現地の動物の発見があるので、面白いですね。でもちょっと寂しがっているような鳴き声にも聞こえるのは僕だけでしょうか?
マリーナベイ周辺を一通り歩き、朝が早いことも手伝って歩き疲れた僕は、2泊目のホテルにチェックインをしようと、「Parkroyal Collection Marina Bay」に向かいました。植物に囲まれたボタニカルなホテルで、都心のオアシスです。ホテルの中に実際に鳥がいて、さえずりを聞くことができます(さすがにオニカッコウは居りません)。
チェックインのやり取りは、大まかに以下の流れです。海外ホテルでチェックインするときの参考になるかも?
【ホテルのチェックイン】
①チェックインしたい旨を伝える。
②パスポートを見せてほしい旨を言われる。
③宿泊料金は既に支払っているが、デポジットで200$貰いたいのでクレジットカードを出してほしい旨を言われる。
④1泊目の朝だけ朝食を付けてほしい旨を相談。
⑤35$で付けられる旨を確認。
⑥メールアドレス等の連絡先を記載して、宿泊ルールにサイン。
⑦ホテルのwifiや朝食会場について、案内。
ホテルの部屋で仮眠をとりつつ、気が付くと夕方になっていたので、夕食を求めにマリーナベイサンズに足を伸ばします。2日目の夜はイギリス料理を食べてみたいということで、ミシュランの星付きのイギリス人シェフ、ゴードン・ラムゼイ氏のお店「Bread Street Kitchen」に行きました。フィッシュアンドチップスが有名と言うことで、ビールと一緒にオーダー。お酒を飲みながら夕暮れ時のマリナーベイを眺めて黄昏るのもある意味贅沢な時間ですね。

とても美味しかったですが、イギリスだけにサイズが大きく、全部食べたら少し胃もたれ。
店を後にすると、あたりはすっかり真っ暗に。再びマーラインの方面へ行くと、昼とは全く違った雰囲気で、紫色と青色のライトアップが夜の帳に映えていて、とても魅せられます。好きな人と一緒に行ったら、ロマンチックな雰囲気になること間違いなしですね。
2日目は胃もたれが引きずり、観光もほどほどにして、この辺まで。ホテルでゆっくり休んで明日に備えます。

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