wanna/gonna/oughta/gottaってどういう意味?

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toを加えた省略表現

ここでは、動詞+toが一体化した表現を紹介します。映画などを見ていると、特にwanna,gonnaは頻繁に使われていることが分かります。toの子音tが消えて、母音aが名残を残しています。

wanna

wannaはwant to の省略系です。
アルマゲドンのテーマ曲である、エアロスミスの” I don’t want to miss a thing”ですが、タイトルでこそ”want to”であるものの実際に歌っている歌声は”wanna”と聞こえます。want toよりもwannaの方が言いやすいから、この形が定着したのでしょう。

Don’t wanna close my eyes(目を閉じたくない)
I don’t wanna fall asleep(眠ることもしたくない)
‘Cause I’d miss you, baby(なぜならあなたが愛しいから)
And I don’t wanna miss a thing(そして見逃したくない)

Aerosmith “I don’t want to miss a thing”

gonnaはgoing toの省略形

gonnaはgoing toの省略系です。
こちらは、宇多田ヒカルの不朽の名曲”First Love”に散りばめられています。これが16歳の時に作詞したというのだから、驚きですね。

You are always gonna be my love(あなたはいつも私の恋人)
いつか誰かとまた恋に落ちても
I ‘ll remember to love you taught me how(あなたが私に教えてくれた愛し方を忘れない)
You are always gonna be the one(あなたは私にとってかけがえのない人)
今はまだ悲しいlove song
新しい歌 歌えるまで

宇多田ヒカル”First Love”

oughta

oughtaはought toの省略系です。

you guys oughta be ashamed of yourselves.(お前ら、恥を知るべきだ by ダニー)
「世界にひとつのプレイブック」

gotta

gottaはhave got toまたはhas got toの省略系です。「~しなければならない」と言う意味ですが、have got toのgot toは、いちいち切って言いづらいので、つなげてhave gottaと表現するようになり、さらにhaveも省略してしまい、gottaという表現が使われるようになりました。
「~しなければならない」という表現には”have to”という言い方もありますね。

have toと比べてhave got toは緊急性や感情を込めるときに好んで使われます。

▶ I have got to run(もう行かないと。(話を切り上げる時の決まり文句))

よって、習慣的なことを表す場合には、have go to は使用できません。

▶ I always have (× got) to open the door at 8 a.m.

“have to”と”gotta”は基本の意味は同じではあるものの、微妙な違いがあります。

This is your life. You’ve gotta live it.(君は自分の人生を生きるんだbyデヴィット)  
「キックアス2」

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